360度深度カメラのPALを使ってROSで自己位置推定してみる
本記事では、360度で深度データが取得可能なPALというカメラとROSを用いて、自己位置推定をやっていきます。自己位置推定とは、ロボットなどの移動物体が、与えられた地図情報の中で、自身がどこにいるか
本記事では、360度で深度データが取得可能なPALというカメラとROSを用いて、自己位置推定をやっていきます。自己位置推定とは、ロボットなどの移動物体が、与えられた地図情報の中で、自身がどこにいるか
近年、ロボティクスの世界では多くの進化が見られますが、その背景にはロボットのソフトウェア開発を助けるツールやフレームワークの存在が大きく関わっています。その中でも注目されているのが「ROS(Robo
前回はROSの基本的な概要と特徴について触れました。今回は、ROSの基本的な概念である「ノード」、「トピック」、「サービス」について概念だけでなく、実際にサンプルコードを動かしながら詳しく見ていきま
2回目に続いて、3回目でも実際にROSを触りながら理解を深めていきたいと思います。今回はPCの内蔵カメラもしくはWebカメラの画像をROSを使って表示させることを行っていきます。Webカメラの画像を
これまでROSのノードやトピックといったものの基本的な扱い、Webカメラを使って、ROSでセンサを扱う方法を見てきました。シリーズの4回目となる本記事ではIntel Realsenseという深度を計
これまではROSの基本的な概念理解やWebカメラ、深度カメラからのセンサデータをROS経由で取得するということを行ってきました。5回目となる本記事では「Plus」という移動走行ロボットをROSによっ
私たちが暮らしている世界には空気やガス、水、オイルといった気体や液体が存在しており、これらを上手く利用することで生活を豊かにしてきました。しかし、気体や液体の中には、取り扱いを間違えると危険なものも
近年、イベントカメラと呼ばれる新しいカメラが注目されています。イベントカメラは生物の網膜(バイオ)から着想を得て生み出されたセンサであり、撮影する対象の輝度の変化を検知して時間・輝度変化・場所などの
ロボットやAI、IoTといった先端技術は幅広い分野で活用が広まっています。最近では農業でも用いられるようになり、スマート農業と呼ばれる新しいスタイルも浸透してきました。現在、日本国内の農業は労働不足
私たち人間は「触覚」を持っており、モノの形や感触を確かめることができます。その触覚を人工的に作り出すハプティクスという技術が、さまざまな分野で活用されていることをご存じでしょうか。今回は、ハプティク
これまで工場などで使用されてきたロボットは、事前に設定されたルールに従い動作する「位置制御」が用いられてきました。しかし、位置制御だけでは想定外の状況に陥ってしまうと適切な行動がとれず、あらゆる製品に
VRやARのように「〇R」と呼ばれる技術は数多く存在しています。しかし、昨今では「XR(クロスリアリティ)」という言葉に集約されつつあることをご存じでしょうか。今回は、将来的にも期待が高まっているX
技術の発展に伴ってコンピュータやカメラの性能は飛躍的に向上しましたが、徐々に既存の仕組みの限界を感じるようになってきました。一方で、私たち人間は現在のコンピュータやカメラにはできない複雑な処理を少な
化粧品は肌に直接つけるものであることから、「多少高価でも自分に合った化粧品を使いたい」というニーズが強い商品です。そのようなニーズを受けて、昨今ではパーソナライズコスメが注目されています。今
構造ヘルスモニタリング「構造物」と言っても橋やトンネル、ダムなどの公共設備から、鉄道や船、飛行機といったものまで幅広い構造物が現代に欠かせないものとして存在しています。しかし、いくら高い耐久性や安全